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  1. 小松市議会 2007-09-06
    平成19年第5回定例会(第1日目)  本文 開催日: 2007-09-06


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開会 午前10時00分    ◎開会宣告 ◯議長橋本康容君) おはようございます。  ただいまより平成19年第5回小松市議会定例会開会いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎開議の宣告 2 ◯議長橋本康容君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 3 ◯議長橋本康容君) 地方自治法第121条の規定による今期定例会説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。  なお、説明員欠席届がお手元に配付のとおり参っておりますので、ご報告いたしておきます。  その他の報告は省略いたします。  ───────── ◇ ─────────
       ◎会議時間の延長 4 ◯議長橋本康容君) あらかじめ会議時間を延長しておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会期決定 5 ◯議長橋本康容君) 日程第1、会期決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会は、本日から9月21日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 6 ◯議長橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第69号~議案第92号の     上程、説明 7 ◯議長橋本康容君) 日程第2、市長提出議案第69号 平成19年度小松一般会計補正予算外23件を一括して議題といたします。  市長から提案理由説明を求めます。  市長西村徹君。    〔市長 西村 徹君登壇〕 8 ◯市長西村 徹君) おはようございます。  平成19年第5回市議会定例会開会に当たり、提出いたしました議案概要と所信の一端を申し上げます。  初めに、去る7月16日に発生いたしました新潟県中越沖地震につきましては、新潟県柏崎市を中心に震度6強を記録し、1,900名を超える死傷者のほか、数万棟に及ぶ建物被害、電気、ガス、水道等のライフラインの損壊、JR信越本線北陸自動車道の一部遮断など、各分野で甚大な被害が発生いたしました。  このような事態に対応して、本市では、当日直ちに給水車1台、職員3名を現地に派遣するとともに、これまでに被災建築物応急判定業務下水道施設被害調査業務などに延べ12日間、50名の職員を派遣し、復旧支援活動に努めたところであります。  平成16年10月の中越地震に続く被災となった現地の一日も早い復旧、復興を願うとともに、改めて我が国においては、いつ、どこで大地震が発生してもおかしくない状況にあることを痛感させられたところであります。  今後とも危機管理に万全を期すとともに、建築物耐震改修促進など災害に強いまちづくり推進に努めてまいりたいと思っております。  さて、8月の月例経済報告によりますと、企業部門の好調さが持続し、これが家計部門へ波及し、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれております。本市におきましても、基幹産業である建設機械製造業中心に非常に好調な業績見通し設備投資の拡大が伝えられているところであります。  今後、米国における低所得者向け住宅ローン問題に端を発した世界的な株安や急激な円高など、不安定な金融市場の動向や原油価格情勢経済に与える影響に留意する必要がありますが、現在の景気回復基調が息長く続くことを願うものであります。  一方、6月19日には、経済財政運営構造改革に関する基本方針2007、いわゆる骨太の方針2007が閣議決定されました。成長力の強化、21世紀型行財政システムの構築、持続的で安心できる社会の実現を3つの柱として改革方向性が定められており、人口減少下においても経済成長を持続させ、生活の質を高めていくことなどが主な目標とされております。  このうち、行財政については、民間と異なり競争にさらされていないことから、最も経済社会環境変化に立ちおくれている分野であるとして税制改革公務員制度改革などさまざまな分野において抜本的改革を進め、人口減少グローバル化に対応した21世紀型行財政システムを構築するとされております。  現在の地方財政は、バブル経済崩壊後、国の総合経済対策による数次にわたる公共事業の追加や減税の実施等により借入金残高が累積していることや社会保障関係経費の増加が避けられないことなどから、構造的に極めて厳しい状況にあります。  また、平成16年度から3年間にわたって実施された三位一体改革では、国庫補助負担金削減額4.7兆円に対して、税源移譲は3兆円にとどまったことに加え、5兆円にも達する地方交付税が削減されたことにより、さらに厳しさを増してきているのが現状であります。  今回の基本方針では、地方が主役の国づくりを目指すために、再度、国庫補助負担金地方交付税税源配分の一体的な改革を進め、あわせて地方間の税源の偏在を是正する方策を検討するとされております。  このような状況の中、現在、ふるさと納税を初めとして、地方をめぐる議論が活発になされているところであります。今後、この4月に新設された地方分権改革推進委員会中心にして、第2期分権改革におけるさまざまな議論が展開されるものと思っているところであります。  いずれにいたしましても、今回の地方分権改革においては、三位一体改革のように国の財政再建を優先させ、地方にさらなる負担を強いるものではなく、国と地方役割分担に応じた適正な財源配分がなされ、地方に活力が生まれる改革であることを願うものであります。  今後、平成20年度の予算編成時期を控えて、地方の実態に即した改革実施されますよう、重大な関心を持って注視してまいりたいと思っております。  それでは、平成19年度も半ばに差しかかり、現在までの市政の執行状況について御報告いたします。  初めに、南加賀急病センターについてであります。  本年1月に小松市及び能美市で構成される小松能美広域事務組合により開設された急病センターについては、4月より365日診療体制に切りかえ、さらなる充実が図られたところであります。  現在、日曜、祝日はもとより、平日夜間においても小児科を中心に多くの方々が受診されており、小松市のみならず南加賀地域全体の休日夜間における初期救急医療を担う拠点施設として、ますますその役割が高まってきていると認識しております。  これまでセンター運営について未加入でありました加賀市、川北町に対しまして、受け入れの門戸を開きながら、地域別受診者数などの情報提供を行ってまいりましたが、このほど正式に参加の意向が表明されるに至りまして、大変喜ばしく、また心強く思っているところであります。  これにより、南加賀3市1町の足並みがそろうことになりましたので、関係団体との協議の結果、この11月より南加賀広域圏事務組合の運営に切りかえることといたすものであります。  本議会において、小松能美広域事務組合の解散など3件の関連議案所要補正予算案を提出いたしておりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、中心市街地活性化取り組みについてであります。  6月19日には、駅周辺におけるにぎわい創出の一環として、JR小松高架下市民交流プラザ内に健康交流施設をオープンいたしました。延べ床面積約160平方メートルのスペースに脳年齢体脂肪測定器マッサージチェアなどを備えつけておりますので、市民健康保持リラクゼーション施設として、あるいは体操やダンスの練習の場として、大いに利用されますことを願っております。  また、まちづくり三法の改正に伴い、新たに策定する小松中心市街地活性化基本計画につきましては、去る6月21日に第1回策定委員会を開催するとともに、商工会議所中心となって設置いたしております小松中心市街地活性化協議会基本計画の素案について協議を進めているところであります。  基本計画策定に当たっては、商業振興のみならず、都市計画や福祉などさまざまな分野との連携、調整が必要でありますので、今後とも関係団体との協議を進めながら、年内には基本計画を策定し、国への申請を行う予定であります。  いずれにいたしましても、都市機能が集積し、まちの顔であります中心市街地活性化することは、本市の重要な政策課題の一つであります。定住促進交流促進などさまざまな観点から検討を行いながら、基本計画を策定し、積極的な事業推進に努めてまいりたいと考えております。  しかしながら、中心市街地活性化行政活動だけでは到底実現することはできません。今後とも、都市基盤整備など行政が主体的に関与する分野商業活動など民間の主体的、積極的な事業展開意欲が不可欠な分野との役割分担を明確にしながら、官民協働まちづくりを行い、都市の魅力を高めていくことが求められていると思っております。  一方、在日米軍再編に伴って交付されます再編交付金等を定めた駐留軍等再編の円滑な実施に関する特別措置法については、去る8月15日の閣議決定を経て、8月29日に施行されたところであります。  本特別措置法については、米軍再編に伴う訓練の実施など新たな負担が生ずる地域に対して再編交付金を交付することで、住民生活利便性の向上や産業の振興等を図ろうとするものであり、今後、対象防衛施設の指定、対象市町村の指定を経て、再編交付金交付額決定されるものと伺っております。  現在、国において交付決定に向け調整中とのことであり、やむを得ず本議会での予算計上を見送っているところであります。交付額決定され次第、補正予算において対応させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、今議会に提出いたしました議案概要について御説明申し上げます。  提出いたしました議案は、予算案3件、条例案7件、その他の議案14件、合計24件であります。  初めに、補正予算案概要についてであります。  今回の補正予算案は、国、県補助内示決定に伴う予算調整を初め、道路など生活関連基盤整備学校教育環境充実などを中心に計上いたしております。  補正額は、一般会計7億3,407万円、特別会計6,877万1,000円、合計8億284万1,000円となっております。この結果、補正後の予算累計額は、一般会計で417億76万1,000円、全会計合計では1,009億7,544万5,000円となります。  それでは、補正予算案に計上いたしました主な施策の概要について、御説明申し上げます。  第1に、「魅力あふれるまちをめざして」であります。  粟津温泉再生事業については、地区内道路整備都市緑地等環境整備、地元が実施主体となる新総湯等の整備に対する支援について一体的に推進しているところであります。このうち新総湯につきましては、既に建設予定地建物解体工事が終了し、現在、地元において実施設計を進めているところであります。当初計画では、平成20年度建設着工予定でありましたが、早期完成を目指し今年度に建設前倒しを行うため、その所要額に対しまして応分の助成を行うものであります。  一方、10月5日より、社団法人日本プロゴルフ協会及び、株式会社コマツが主催するコマツオープン2007シニアツアー小松カントリークラブで開催される予定となっております。国内外より多数の集客が期待されますこの機会をとらえて、小松の観光、物産をPRして誘客促進を図ろうとするものであり、所要額を計上いたしております。  第2に、「住みよいまちをめざして」であります。  7月9日には、市内16店舗の事業者、こまつ環境パートナーシップごみダイエットプロジェクト小松市との間で、レジ袋削減推進に向けた取り組みに関する協定を締結いたしました。三者が協働してレジ袋削減推進しようとするものであり、その促進事業として10月の第1週をノーレジ袋ウィークと位置づけ、マイバック持参運動啓発活動を行うことといたしました。また、11月11日には、こまつドームにおいて「ストップ地球温暖化」をテーマにこまつ環境エコプロジェクト2007を開催いたします。  一方、本市循環型社会形成に向けての拠点機能を担うリサイクルセンターにつきましては、平成20年4月の運用開始に向け、センター内で使用するホイールローダーなど3台の車両を今年度内に購入する必要が生じましたので、所要予算調整を行うものであります。  消防関係では、県、財団法人日本消防協会等助成を得て、消防団員等装備品及び女性消防隊活動用資機材充実を図ってまいります。また、西尾地区第17分団の機械器具置き場につきまして、老朽化が著しく、加えて国道416号バイパス建設に伴う迅速な出動体制を確保するため、平成20年度の移転新築に向けて移転予定地敷地造成工事を進めてまいります。  第3に、「いきいきと輝くまちをめざして」であります。  学校施設耐震化は、地震発生時における児童生徒安全確保とともに地域住民応急避難場所としての役割を担うという観点から、極めて重要な課題であります。本市では、建築物耐震改修促進に関する法律の一部改正を受けまして、昨年度、対象となる全ての学校施設について耐震化優先度調査実施したところであり、緊急度の高い施設から計画的に耐震診断を行うため、所要額を追加するものであります。  また、丸内中学校校舎改築事業につきましては、国庫補助内示決定に合わせて、特別教室棟建設工事に係る平成20年度予定事業前倒しを行っております。  一方、空とこども絵本館については、7月15日に開館1周年を迎えたところであります。開館以来、趣のある外観や子供たちへの細やかな配慮等が非常に好評であり、市内外から多くの皆様が来館され、大変喜ばしく思っております。  このほど、開館1周年記念事業においても、御講演をいただいた東京都在住の児童文学者松居直氏より、空とこども絵本館充実にと、御本人の貴重な蔵書や絵画、ポスターなど5,000点余りが寄贈されることになりました。  また、日の出町サンルート倶楽部21より、同じく空とこども絵本館備品充実にと、稚松少年野球クラブからは、スポーツ振興にと御寄付をいただいておりますので、それぞれの御意志に従って有効に活用しようとするものであります。  そのほかにも、温かいお志を多数いただいております。皆様方の御厚志に対しまして、改めて厚くお礼を申し上げます。  第4に、「やさしさあふれるまちをめざして」であります。  地域における公的介護施設整備について、国交付金補助内示を得ましたので、松陽・御幸圏域及び南部圏域における小規模多機能型居宅介護拠点2カ所、平面町で計画されている地域交流認知症サポートセンター施設整備に対しまして、応分の助成を行ってまいります。  一方、知的障害者通所更生施設のうららが使用している芦城小学校敷地内の市所有建築物につきましては、老朽化が著しいため、芦城小学校改築工事にあわせて解体しようとするものであります。  母親の育児支援関連では、これまで出生児のうち第1子に対して実施してきた助産師による家庭訪問について、さらなる充実を図るため、この9月より第2子以降を含む全出生児に拡大しようとするものであり、所要追加計上をいたしております。  第5に、「ひらけゆくまちをめざして」であります。  生活関連道路等整備につきましては、町内道路改良舗装事業費補助金を初め、道路整備道路舗装の各事業費をそれぞれ増額し、各地域からの御要望におこたえできるよう、できる限りの配慮をいたしました。また、沖白江線を初めとする幹線道路につきましては、国庫補助内示決定に合わせて事業費を追加し、一層の事業の進捗を図るとともに、路線ごと予算調整を行っております。  また、景観条例重点地区であります材木町において、新築、改築など補助要綱に基づく建築物外観修景事業が当初見込みを上回る状況となりましたので、所要額を追加いたしております。  第6に、「のびゆくまちをめざして」であります。  林業関係について、県単林道整備事業追加補助内示がありましたので、林道水谷線早期完成を目指し事業の進捗を図るとともに、林道赤倉線ほか2線の路肩復旧工事を行います。  次に、市税等納付方法の見直しについてであります。市税等納税組合での納付については、個人情報保護などの観点から平成20年3月をもって終了し、口座振替への切りかえを推進していく予定であります。このことは、さきの6月議会町内会連合会を初め関係団体皆様方との協議の場を通じて、議員各位並びに市民皆様方に御理解を求めてきたところでもあります。  収納率の維持、向上のために、納税組合で納付されている方々の口座振替への切りかえをスムーズに進めることが極めて重要であると考えております。  そのため、10月、11月を口座振替推進取り組み月間として、町内会長を初め納税組合皆様方の御協力を得ながら口座振替促進しようとするものであり、その所要額を計上いたしております。  以上が補正予算案の主な施策の概要であります。  なお、今年度の普通交付税交付額が先ごろ決定し、残念ながら当初予算計上額を2億7,700万円余下回ることとなりました。これは、税源移譲に伴う個人市民税普通交付税算定額本市の実態に比べて大きく見積もられたことが主な要因でありますが、最終的には普通交付税減収分については法人市民税中心にした市税増収分で補てんできる見込みであります。  この普通交付税予算整理も含めて、今回の補正予算案の財源といたしまして、国、県支出金、市債などの特定財源のほか、市税4億円、前年度繰越金1,921万3,000円などを充当いたしております。  なお、条例案といたしましては、小松企業立地及び中小企業構造高度化促進に関する条例についてなど7件、その他の議案といたしましては、工事請負契約について、平成18年度小松歳入歳出決算の認定についてなど14件を提出いたしております。  このうち、小松企業立地及び中小企業構造高度化促進に関する条例については、助成限度額をこれまでの2億円から10億円に引き上げ、県の助成額と合わせて最大35億円とすることが主な内容とするものであります。  雇用創出による定住化促進、より足腰の強い経済基盤の確立など、市勢発展に対して波及効果の大きい企業誘致をさらに積極的に推進しようとするものであります。  一方、平成18年度一般会計決算につきましては、好調な企業業績を反映した法人市民税の増収などにより、市税全体で162億3,600万円余、前年度に対し11億円近くの増収を確保することができました。しかしながら、臨時財政対策債を含めた実質交付税は、前年度より6億3,000万円余の減収三位一体改革が始まる前の平成15年度決算に対しましては20億2,000万円余の減収となっており、非常に苦しい財政運営を迫られることとなりました。こうした中、その他の収入確保と効率的な予算執行に努め、5億1,000万円余の黒字決算となりました。  その他の条例案につきましては、本日からの日程に従い、担当部課長より御説明申し上げますので、私からの説明は省略させていただきます。  以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重御審議の上、全議案について御承認賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。  ───────── ◇ ─────────    ◎次会日程報告 9 ◯議長橋本康容君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。
     お諮りいたします。  明7日から11日までは議案調査などのため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 10 ◯議長橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、明7日から11日までは議案調査などのため休会することに決しました。  次会は、9月12日午前10時から会議を開き、市長提出議案に対する質疑並びに市政一般に対する質問を行います。  ───────── ◇ ─────────    ◎散会の宣告 11 ◯議長橋本康容君) 本日はこれにて散会いたします。       散会 午前10時30分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...